花祭り・フォークロアの眼9 + 「いざなぎ流-神と人のものがたり」を中心に計５冊

◎名古屋大学で2017年に《「花祭×いざなぎ流」神楽のなかの祭儀・呪術・神話》の講演+シンポジウムがありました。日本の民俗宗教儀礼の古層に視覚的な光をあたえた貴重な記録の2冊を中心に計5冊まとめて。
★両者は一見かけ離れたものに見えますが、邪霊を追い払う儀礼、湯立て、祭文の読誦、面による鎮めなど、実は多くの共通点があります。
一方、高知県香美市物部町のいざなぎ流は、太夫たちが座して祭文を唱える儀礼が中心です。
《主な内容》
①花祭り (1977年) (フォークロアの眼〈9〉) 写真：芳賀日出男・初版/国書刊行会…（帯より）三河の山里深くに何百年も持ち伝えられてきた霜神楽、それが花祭りだ。11か所の花祭りを比較しながら 村々に根づいた祭りの姿、神々と群衆の交歓を収めた。/126ページ
②三遠信 第1巻: 三遠信の風土記/奥三河/遠山谷と大鹿〈花まつり 霜月祭は神々から新しい力を授かり 見物人も里人も神々と一緒に舞い 夜を徹して朝方の『鎮め祭」によって終る 〉/140ページ
③いざなぎ流の宇宙　 ―　神と人のものがたり ―　（撮影）吉村淑甫・田辺寿男（展示解説図録） / 神々と祭文の世界 /呪詛の祭文 / 御幣の種類/ 仮面/160ページ
④土佐民俗 第70号 1998年 ◎ 祭文の構成 / 呪咀の発生と調伏の分類 / 術者呪文博士  ◎ 四国東南部のぶっちょう造り/34ページ
⑤（タウン誌）月刊 土佐1985年 第20号　特集＝土佐の神楽九神楽/いざなぎ流家祈祷/岩原・永淵神楽/藤の川神楽/…◆民間伝承採訪記⑳/50ページ

①は函に汚れ・帯に小スレ。ビニールカバーの背に凹凸のヨレ。文面・掲載写真は問題ありません。
②は背角に擦れハゲ、中身は少々の経年感あるも問題はありません。
③は綺麗な状態です。④⑤は少々の経年感あるも問題はありません。

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